発熱と太ももの痛み同時に現れたら何科へ?
発熱とともに、太ももにズキズキとした痛みや、筋肉痛のようなだるさを感じると、何か悪い病気ではないかと不安になるものです。これらの症状が同時に現れる場合、その原因は様々で、軽い風邪から注意が必要な感染症、あるいは筋肉や関節のトラブルまで考えられます。では、このような場合、まずどの診療科を受診すれば良いのでしょうか。最初に相談すべき診療科としては、内科やかかりつけ医が挙げられます。内科医は、全身の状態を把握し、発熱の原因(ウイルス感染か細菌感染か、あるいは他の要因か)と、太ももの痛みの性質や他の随伴症状を総合的に評価し、初期診断を行います。インフルエンザや一般的な風邪であれば、対症療法(解熱鎮痛剤や安静指示など)で経過を見ることが多いですが、症状の経過や診察所見から、より専門的な検査や治療が必要と判断された場合には、適切な専門科へ紹介してくれます。例えば、太ももの痛みが筋肉の炎症(筋炎)や、関節の炎症(関節炎)によるものであれば、整形外科やリウマチ科が専門となります。また、皮膚に赤い発疹や腫れ、熱感を伴う場合は、蜂窩織炎(ほうかしきえん)などの皮膚感染症の可能性があり、皮膚科や形成外科の受診が勧められることもあります。稀ではありますが、深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)のように、足の血管に血栓ができて太ももが腫れて痛むことがあり、この場合は循環器内科や血管外科が専門です。さらに、神経痛や、非常に稀ですが骨や軟部組織の腫瘍などが原因となることもあります。自己判断せずに、まずは内科かかかりつけ医を受診し、症状を詳しく伝え、医師の指示を仰ぐようにしましょう。特に、高熱が続く、痛みが非常に強い、歩行が困難、太ももがパンパンに腫れているといった場合は、早めの受診が重要です。