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食中毒かも?最初に受診すべき診療科はコレ!
激しい腹痛、吐き気、嘔吐、そして止まらない下痢。これらの症状が突然襲ってきた時、多くの人が「食中毒かもしれない」と直感するでしょう。原因となった食べ物に心当たりがあれば、その疑いはさらに強まります。しかし、いざ病院に行こうと思っても、「こんな時、一体何科を受診すればいいのだろう?」と迷ってしまうかもしれません。胃腸のトラブルだから消化器内科?内科でもいいの?あるいは救急外来?食中毒が疑われる場合に、最初に受診すべき診療科は、症状の重さや状況によって異なりますが、基本的には「内科」または「消化器内科(胃腸内科)」が最も適切な選択です。多くの一般的なクリニックや病院には内科があり、食中毒の初期診断と治療に対応することが可能です。問診で、いつ、何を、誰と食べたか、どのような症状がいつから始まったかなどを詳しく聞き取り、診察を行います。症状が比較的軽ければ、整腸剤や吐き気止めなどの対症療法で様子を見ることが多いです。より専門的な診断や治療が必要な場合は、「消化器内科」または「胃腸内科」を受診するのがベストです。これらの科は、食道、胃、腸といった消化管の病気を専門としており、食中毒の診断と治療におけるエキスパートです。必要に応じて、便の細菌培養検査や血液検査を行い、原因となっている細菌やウイルスを特定し、適切な抗菌薬(抗生物質)を処方するなど、より専門的な治療を行ってくれます。ただし、症状が非常に激しい場合や、休日・夜間でクリニックが閉まっている場合は、迷わず「救急外来」を受診してください。特に、高熱が続く、血便が出る、意識がもうろうとする、水分が全く摂れずに脱水症状が著しい、といった危険なサインが見られる場合は、緊急の対応が必要です。救急外来では、点滴による水分・電解質の補給や、入院の要否などを迅速に判断してくれます。まとめると、平日の日中であれば「内科」か「消化器内科」、症状が重い、あるいは夜間・休日の場合は「救急外来」。この基本を覚えておくことが、辛い食中毒の症状から一日も早く回復するための、正しい第一歩となります。