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腎臓の病気で病院へ!受診時の伝え方と準備
腎臓の不調を感じたり、健康診断で異常を指摘されたりして医療機関を受診する際、医師に自分の症状や状況を的確に伝えることは、正確な診断と適切な治療を受けるために非常に重要です。しかし、いざ診察室に入ると緊張してしまったり、何を伝えれば良いのか分からなくなってしまったりすることもあるでしょう。事前に伝えるべきポイントを整理し、準備をしておくことで、スムーズなコミュニケーションに繋がります。まず、最も重要なのは「どのような症状が、いつからあるのか」です。むくみ(顔、手足など、どの部位か)、尿の変化(泡立ち、色、量、頻度、排尿時痛、残尿感など)、倦怠感、食欲不振、吐き気、かゆみ、息切れ、高血圧、腰痛など、自覚している症状を具体的に伝えましょう。症状が出始めた時期や、症状が悪化する状況、逆に楽になる状況なども伝えられると良いでしょう。次に、「健康診断の結果」を持参することは非常に重要です。過去数年分の健康診断の結果(特に尿検査と血液検査の腎機能項目:クレアチニン、eGFR、尿タンパク、尿潜血など)があれば、医師は腎機能の変化の経過を把握しやすくなります。また、「これまでの病歴や現在治療中の病気」も必ず伝えましょう。特に、糖尿病、高血圧、脂質異常症、心臓病、膠原病、痛風といった病気は、腎臓に影響を与える可能性があります。手術歴やアレルギー歴も重要な情報です。「服用している薬」についても、処方薬だけでなく、市販薬やサプリメント、漢方薬なども含めて全て伝えましょう。薬の副作用で腎機能が悪化することもあります。「家族歴」も参考になります。家族に腎臓病や糖尿病、高血圧の人がいる場合は、遺伝的な要因も考慮されます。「生活習慣」についても聞かれることがあります。飲酒歴、喫煙歴、食事内容(塩分やタンパク質の摂取状況など)、運動習慣、睡眠時間、ストレスの状況などを正直に伝えましょう。これらの情報をメモにまとめておくと、診察時に落ち着いて、かつ漏れなく伝えることができます。不安なことや疑問点は遠慮せずに質問し、医師とよくコミュニケーションを取ることが、より良い治療への第一歩となります。