頻尿の7つの原因
この頃、やけにトイレに行く回数が増えた、夜中にトイレに立つが多くなった。‘俺も年取ったなあ’と感じる事がありませんか? 一般に起きてから寝るまでに8回以上、トイレにいくと頻尿といわれます。でも、8回以下でも、本人が多いなあと感じれば頻尿と言えるそうです。頻尿にも原因は色々あります、ここでは、その主な原因を披露します。
・膀胱の圧迫
膀胱がんや妊娠等で、膀胱が圧迫されて貯める尿量が減って、トイレに頻繁に行くようになります。膀胱がんは60歳以上の高齢男性に多く見られます。でも心配しないで、初期から症状がでるので発見し易く、悪性度も高くないので、他のがんと比べれば死亡率は低いです。
・神経因性膀胱
トイレにすぐ行きたくなるが、行くとおしっこが出ないなどは神経的な原因が考えられます。排尿に関連する神経(脳や脊髄など)が脳梗塞、パーキンソン病、脊髄損傷、椎間板レルニア、糖尿病性神経障害、その他などの病気によって、ダメージを受けてなります。また、原因不明の排尿障害を総称しても神経因性膀胱ということもあります。
・過活動膀胱
膀胱が活動しすぎる状態をいい、頻尿や尿意切迫感、切迫性尿失禁といった症状を伴います。神経トラブルとしては、脳血管障害、パーキンソン病、脊髄不全損傷等の原因があります。神経トラブル以外では、男性は前立腺肥大症になると、出にくくなった尿を無理に出そうとして膀胱に負担を掛け過ぎて、刺激に過敏に反応して過活動膀胱になります。一方、女性は加齢や出産によって膀胱、子宮、尿道を支える骨盤底筋が弱くなって過活動膀胱になります。
・残尿感
前立腺肥大症や前立腺がんなどで、尿道が圧迫されて思ったより排尿できなくなります。
・膀胱粘膜の刺激
膀胱炎や尿感結石、膀胱結石が原因で膀胱粘膜が刺激されて、尿意を感じます。
・過剰な水分摂取
糖尿病や尿崩症、心因性多飲症が原因で、水分の摂取量が多くなり過ぎる。
・利尿薬
体液を一定に保つよう制御する役目の腎臓が適切に働かない病態において、水分を体外に排出するために用いられる利尿薬の作用によるものです。
いかがでしたか、
今回は「頻尿の7つの原因」について、記事にしてみました。
気になったあなた、是非参考にしてみてください。